喘息
喘息喘息の基礎知識

喘息とは

どんな病気?喘息

喘息

喘息とは数ある呼吸器疾患のなかで、最も広く知られているのが喘息です。
しかしその反面、喘息の基本病態や危険性などを正しく認識している人は少ないようです。

誰もが聞いたことのある有名な喘息ですが、一体どのような病気なのでしょうか。

気管支喘息と心臓喘息の違い

気管支喘息と心臓喘息喘息と名のつく疾患には、気管支喘息や心臓喘息などがあります。
しかし2つを同類と捉えてはいけません。
病態が異なるのできちんと識別する必要があります。

では気管支喘息と心臓疾患、どこがどのように違うのかを説明していきましょう。

喘息=気管支喘息と考えましょう

喘息とは、呼吸困難などの症状が表れる呼吸器疾患の一種です。
喉から肺へと伸びている気管支が狭くなる病気であるため、気管支喘息とも呼ばれます。
東洋医学では喘息のことを「哮喘」と言いますが、この言葉には、ゼイゼイと喘ぐ・息を切らすという意味があります。

普段の会話で「気管支喘息」が使われることはあまりありません。
医療関係者であれば別ですが、ほとんどの人は「喘息」と縮めて表現しています。
したがって、「喘息」という言葉を耳にした場合は、気管支喘息のことを指していると考えるのが妥当です。

気管支が炎症し呼吸できなくなる!

気管支喘息とは一体どんな病気なのでしょうか。まずは気管支について説明しましょう。
気管支とは簡単に言うと空気の通り道のことです。
下気道とも呼ばれ、口や鼻から吸い込んだ息はここを通って両肺へと送られていきます。

気管支は喉と肺とを繋いでいる重要な管です。
気管支なくしては、人間は酸素を取り込んで二酸化炭素を吐き出す動作つまり呼吸を行うことができません。
気管支が、何らかの理由により狭くなってしまった場合も同様です。

気管支喘息は、この気管支に炎症が起こって狭窄してしまう病気です。
空気の通路である気管支が狭まると、呼吸が上手くできなくなって喘息発作を起こします。
狭窄が激しいと意識が遠くなるような重い発作が起こり、窒息死してしまうことも少なくありません。

急性心不全の俗称です

喘息という名前が入っている疾患には、心臓喘息も挙げられます。
しかし心臓喘息とは、あくまでも急性心不全の俗称です。
喘息のような症状が表れるためこのような名前で呼ばれていますが、「いわゆる喘息」には分類されません。

心臓喘息つまり急性心不全は、気管支喘息とは全く別の病気です。
心臓のポンプ機能が障害を起こして血液循環が上手くいかなくなるのが急性心不全であり、高血圧や急性心筋梗塞などが引き金となります。

急性心不全ではまず、激しい呼吸困難に陥ります。そして咳や泡の混じった痰が出たり、唇が変色するチアノーゼが起こったりします。
全身から冷や汗が噴き出して手足が冷たくなり、心臓がドキドキするのも特徴です。

咳や呼吸困難は気管支喘息と共通していますが、発症の原因やメカニズムが全然違いますので、きちんと区別しましょう。
ややこしいという人は、喘息=気管支喘息、心臓喘息=急性心不全と考えるとわかりやすいと思います。

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  • 【喘息の基礎知識】発症の原因、症状が違う種類、早期の治療に繋がる検査・診断法を解説
  • 【自分でできる喘息対策】発作の対処法や症状を抑える食事や飲み物、アロマやサプリ・温泉の話題
  • 【喘息の合併症や似ている病気】結核や肺炎・肺がんなどの注意が必要な病気の詳細
  • 【気管支喘息Q&A】原因は風邪?胸痛!?完治は?季節差・地域差って?水泳や喘息草について
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