喘息
結核,肺結核喘息の合併症や似ている病気

結核

どんな病気?結核

喘息

結核とは結核菌の感染が原因で起きる結核は、発症率の低い病気です。
発症者は全体の10〜20%と言われていますが、誰がいつ発症してもおかしくない状態にあり、「明日はわが身」といっても過言ではありません。結核とはどんな病気なのでしょうか。

発症の仕組み、喘息が合併した場合など

原因と喘息との合併時の症状未だに怖いイメージが付きまとう結核ですが、昔のように治せない病ではなくなりました。
しかし気管支喘息といった厄介な合併症や、他の臓器への転移というリスクがあるので、決して軽視してはいけません。

結核発症のメカニズムや、喘息が合併した場合どうなるのか等を説明していきましょう。

免疫力の低下で結核菌が動きだす!

結核は、結核菌という病原菌が肺に感染することで引き起こされる病気です。
肺結核とも呼ばれており、明治の初め頃までは労咳(ろうがい)の名で広く知られていました。
なお結核菌は他の臓器にも感染し得るものですが、圧倒的に多いのは肺です。

「血を吐いたら助からない」「発症したら終わり」などと人々に恐れられていましたが、今ではちゃんとした治療法があるので、決して治癒不可能な病気ではなくなっています。

結核菌は、感染者がせきやくしゃみをした際に空気中に飛び散ります。
そしてそれを知らず知らずのうちに吸い込み、肺にまで達すると感染したことになります。
このことを飛沫感染や空気感染と言い、結核菌の主な感染経路となっています。

感染したからといって、すぐに肺結核を発症するわけではありません。
健康な人であれば免疫力が勝りますので、結核菌は肺に潜伏したまま静かにしています。
しかし栄養失調などで体力や免疫力が低下すると、結核菌は眠りから覚めるように活動を開始するのです。

風邪のような症状が表れます

肺結核を発症すると、はじめに咳や痰が出るようになります。
そして風邪を引いたときのように微熱や倦怠感が表れ、胸の痛みを感じる場合もあります。進行すると呼吸が苦しくなり、食欲が低下して体重がどんどん減っていきます。
血の混じった痰が出たり、血を吐いたりした場合は、かなり悪化していると考えられますので、ここまでに至る前にできるだけ早く病院を受診すべきです。

肺結核かどうかは、痰から結核菌をみつける喀痰塗抹検査や、レントゲン・CTによる画像検査などで調べることができます。そして肺結核と診断されたら、薬物療法を中心に治療を行っていきます。

肺結核の治療薬には、結核菌を死滅させるリファンピシンや、結核菌の活動を抑制するイソニアジドなどが挙げられ、通常は半年〜1年と長期にわたる服用が必要です。
なお通院で回復できることが多いですが、免疫力の低下が激しい時は入院も検討されます。

喘息の薬が菌を活発にする!?

肺結核を発症した人が、気管支喘息も発症することはそう珍しくありません。
また反対に、気管支喘息に肺結核が合併するケースもあります。

前者の場合は、結核菌が気管支の粘膜にまで及んでしまい、気管支が狭窄して喘息症状が表れることが考えられます。
後者の場合は、気管支喘息の治療薬であるステロイドの使用により免疫力が低下し、肺に潜んでいた結核菌が活性化することが考えられます。

喘息の薬で結核菌が活発になるわけですから、必然的に治療が難しくなってしまいます。また、呼吸の苦しくなる病気を2ついっぺんに抱えるわけですから、患者さんの苦しみは相当なものになるでしょう。

激しい発作により息が詰まって、そのまま命を落とすことも少なくありません。
肺結核も喘息も、早期発見と適切な治療が重要ですが、最も大切なのはやはり予防です。
普段から食生活などに気を使って、免疫力をアップさせておくようにしましょう。

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