喘息
気管支拡張症喘息の合併症や似ている病気

気管支拡張症

気管支拡張症を解説します

喘息

気管支拡張症人間だけでなく、牛などの動物もかかる気管支拡張症を知っていますか?
気管支拡張症は、症状の似ている気管支喘息と間違えられやすいことでも有名な疾患です。

このページでは、気管支拡張症とは一体どんな病気なのかを分かり易く解説しています。

原因や気管支喘息と見分ける方法など

気管支喘息との症状の違い気管支は常に、狭まったり開いたりの動作を繰り返しています。
しかし気管支拡張症を発症すると、その機能に狂いが生じてさまざまな障害が起こり、まるで気管支喘息のような症状が表れます。

気管支拡張症の原因や、誤診されやすい喘息との見分け方などを説明していきましょう。

発症すると痰が溜りやすくなる

空気の通路である気管が2つに分岐し、肺へと伸びている管が気管支です。
気管支は肺内でさらに枝分かれを繰り返しており、その先端は肺胞へと繋がっています。
気管支がなければ、肺へと空気を送り届けることはできません。

気管支は呼吸をするたびに、狭窄したり拡張したりします。
この動作が繰り返されることにより、私たちはスムーズに息を吸ったり吐いたりすることができるのです。

気管支拡張症は、気管支が拡張したままになる病気のことです。
知っている人はおそらく少ないと思いますが、私たち人間のほかにも牛・猫・犬といった動物も発症します。

発症して気管支の拡張が起きると、自然に元に戻ることはありません。
拡張したままの状態では、体内に入り込んだ異物の排除ができなくなり、さらに痰が溜まりやすくなるので細菌が繁殖する原因となります。

主な症状は咳・痰・喀血の3つ

気管支拡張症は、肺疾患がきっかけで発症する場合が多いです。
具体的には肺結核・肺腫瘍などが例に挙げられますが、インモータイル・シリア症候群やカルタゲナー症候群という生まれつきの病気が原因になることもあります。

気管支拡張症の主な症状は、咳・痰・喀血の3つですが、発熱がみられることもあります。
咳は持続的に起こるため息が苦しくなり、痰は健康時には見られないような黄色や緑色で粘性が強く、血が混じっていることもあります。

なお気管支拡張症は、副鼻腔炎や肺炎の罹患歴がある人が発症しやすいと言われています。
心当たりのある人は、決して「ただの風邪」で片付けずに病院へ行きましょう。
悪化すると感染症にかかったり、気管支炎や肺炎を合併することがあるので要注意です。

さまざまな検査で喘息と識別する

気管支拡張症は、呼吸機能検査、CTやレントゲン検査、気管支鏡検査を行って診断します。
当病だった場合は、これらの検査で気管支の拡張像、閉塞性換気障害といった異常が見つかります。

検査で詳しく調べれば、紛らわしい気管支喘息と識別することはそう難しくありません。
咳の症状だけに注目して、安易に判断しないことが大切です。
さらに、先天性の病気が引き起こしている場合もあるので、原因疾患の特定も重要です。

治療はまず、痰を排出する目的で、去痰薬の投与や体位ドレナージなどを行います。
またマクロライド系抗生物質を投与することで、少しずつ症状が改善することもあります。
もし気管支拡張症に感染症を併発していた場合は、抗菌剤を使用しなければいけません。

また血痰や喀痰の症状が続くときは、内視鏡的止血法、気管支動脈塞栓術、外科的切除術が行われる場合もあります。

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